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エストレージャ湿地
湿地に水がある時季は周辺住民の生活用水として役立てられたり、絶滅のおそれのある野生動物をはじめ、この地域特有の植物などが湿地の水を利用し成長するため、多様な動植物の姿を観察することができます。
また、魚も多く湿地で成長するため周辺住民の食卓によく上がります。
そして、この時期の湿地のもう一つの見どころといえば、カヌーに乗って、ゆっくり流れる水と時間に揺られながら湿地のさらに奥へと巡ることです。
アルゼンチンには22個の森林環境があり、それぞれ異なった自然環境が存在します。
エストレージャ湿地が含まれているグラン・チャコ生態系(22個の森林環境の一つ)は、アメリカ大陸の中でブラジルのアマゾンの次に大きい森林環境の一つで、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ブラジルの一部の4ヶ国が含まれるグラン・チャコ生態系全体の面積は約1億haです。
その中でもアルゼンチンが占める面積が最も大きく、生態系全体としては3,400種以上の植物と約500種の鳥類、約150種の哺乳類、約120種の爬虫類、約100種の両生類が生息しているといわれています。
参考URL:
Ministerio de Ambiente y Desarrollo Sustentable Presidencia de la Nación
<http://www.ambiente.gov.ar/?idseccion=359>
ArgentinaXplora
<http://www.argentinaxplora.com./activida/natural/nateco.htm>
COPYRIGHT ©2013 FUNDACION PROYUNGAS
<http://banadolaestrella.org.ar/p_queeselbanado.htm>

Bañado La Estrella
バニャード・ラ・エストレージャ
面積:約400,000ha(東京+大阪)
長さ:約400㎞
幅:約10㎞
意味:星の湿地
エストレージャ湿地はグラン・チャコ生態系の一部に位置し、南米で最も大きい湿地であるブラジルの「パンタナル」、アルゼンチンの「イベラ湿地」と並ぶ大規模な湿地帯で40万haの面積を有しており周辺には約2,000万ha(北海道の2.4倍)の森林が広がっています。
季節的な水位変化によりエストレージャ湿地の面積は変動し、乾季は水が干上がるため、周辺は家畜の放牧、小規模な畑作、森林資源利用(伐採、製炭)および野生生物を含むその他伝統的な資源採集地として利用されています。
エストレージャ湿地周辺に生きる動植物たち
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