top of page

哺乳類

 

CORZUELA PARDA
(コルスエラ・パルダ)
学名:Mazama gouazoupira
頭-胴体82-125cm、尾の長さ8-15cm
小型のシカでオスは尖った角を持つ。小鹿には生後4~6か月の間、白いまだら模様がある。
主に果実を食べるが、キノコや新芽、若葉、牧草、低木なども食べている。
メキシコの南部からウルグアイの北部、アルゼンチン中部まで分布し、山や森林、草原、耕作地、水辺など異なった環境に広く生息することができる。
参考文献:
Marcelo Canevari. olga Vaccaro (2007)GUÍA DE MAMÍFEROS DEL SUR DE AMÉRICA DEL SUR. Buenos Aires República Argentina
OSO HORMIGUERO
(オソ・オルミゲーロ)
学名:Mymecophaga tridactyla
胴長100-190cm、尾長60-90cm、体重22-50kg
アリクイの仲間で体が非常に大きく、前足には強靭な爪を持ち、主食のアリ類の巣を壊し、長い舌をアリ塚に高速で出し入れして捕食する。
また応戦する際にも使う。たまに昆虫の幼虫や果実なども食べることもあり、一説には一日に30,000匹のアリを食べると言われている。
中米、南米に分布し、低地の草原、開けた森林、沼沢地などに生息する。
生息地の森林破壊と、人間の居住地拡大の影響で、生息数が減り国際自然保護連合の「危急種」に指定されている。
参考文献:

Marcelo Canevari. olga Vaccaro (2007). GUÍA DE MAMÍFEROS DEL SUR DE AMÉRICA DEL SUR. Buenos Aires República Argentina

参考URL:

A campaign to support The IUCN Red List

<http://www.iucnredlist.org/details/22678073/0>

QUIRQUINCHO BOLA
(キルキンチョ・ボラ)
学名:Tolypeutes matacus
胴長21-30cm、尾長5-7cm、体重0.9-1.6kg
アルマジロの仲間で唯一、体を丸めてボール状になれる種。肩とお尻の部分の甲羅は六角形模様をしており、頭には小さい甲羅がついている。
強靭な手足で、アリ塚を壊して中のアリを食べ、樹皮や木の幹をひっかいて昆虫や幼虫、クモなども食べる。
雨季には、果実やその種子を探して食べる。
ボリビアの南東、パラグアイの西、ブラジルの南西、アルゼンチン中部に分布し、森林、牧草地、草原に生息する。
参考文献:
Marcelo Canevari. olga Vaccaro (2007)GUÍA DE MAMÍFEROS DEL SUR DE AMÉRICA DEL SUR. Buenos Aires República Argentina

ZORRO GRIS(ソロ・グリス)

学名:Lycalopex gymnocercus

胴長44-72cm、尾長25-41cm、体重3-8.2kg
和名ではパンパスキツネと呼ばれている。
毛は多色だが、全体的に灰色っぽく見え、尾は先と付け根辺りが黒く、長くて厚みがある。
雑食性で主に鳥類、ノウサギ、昆虫、果実、腐肉など幅広い餌を食べる。
ボリビアの南部、ブラジル、チリ、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチンの南フエゴ島まで広範囲に分布し、開けた草原や、牧草地、サバンナ、農村部の郊外から海抜5,000mという高所にまで生息している。

参考文献:

Marcelo Canevari. olga Vaccaro (2007)GUÍA DE MAMÍFEROS DEL SUR DE AMÉRICA DEL SUR. Buenos Aires República Argentina

GATO MONTÉS(ガト・モンテース)

学名:Oncifelis geoffroyi

体長42‐66cm、尾長24‐36cm、体重2‐6kg
ネコ科で体に小さな黒い円模様があり、尾には黒いリング模様がついている。

稀にメラニズムの個体も見られる。
小型哺乳類や鳥類、両生爬虫類、魚類などを餌とする。小型のネコ科で人を襲うことはない。
ボリビアとブラジルの南部から、アルゼンチン南部とチリまで分布し、林や岩の多い場所など幅広い生息環境に適応している。

参考文献:

Marcelo Canevari. olga Vaccaro (2007)GUÍA DE MAMÍFEROS DEL SUR DE AMÉRICA DEL SUR. Buenos Aires República Argentina

COATÍ(コアティー)

学名:Nasua nasua

胴長55-73cm、尾の長さ45-75cm、体重4-8kg
昼行性であり、体色は個体差が大きく、全長の半分は尾が占め長い尾には、黒い輪模様がある。

鼻は細長くとがり、鼻先で地面を掘り、石を裏返すなどで餌を探す。
雑食性で主に果実や鳥の卵、ミミズなどを食べる。
主に南米、ベネズエラとコロンビアからチリ、アルゼンチン北部とウルグアイまでに分布し、グラン・チャコ生態系の海抜2500mまで生息する。

参考文献:
Marcelo Canevari. olga Vaccaro (2007)GUÍA DE MAMÍFEROS DEL SUR DE AMÉRICA DEL SUR. Buenos Aires República Argentina

PUMA(プーマ)

学名:Puma concolor

体長85‐150cm、尾長45‐85cm、体重34‐120kg
非常に大型なネコ科でメスはオスよりも一回り小さい。
食べ物を探し長い距離を移動する。単独で40km以上歩き回りさらに、自慢の足を使って獲物を追いかける。

肉食性で小さなトカゲや、アルマジロ、ノウサギ、イノシシ、シカ、サル、ラマの仲間、さらには家畜までも襲うことがある。
現在は非常にわずかな地域にしか生息しておらず、パタゴニアの沿岸、アルゼンチンの東中央部、ウルグアイの大部分に分布している。
山や平原、牧草地に生息する。

高い所では海抜4500mまで生息する。

参考文献:
Marcelo Canevari. olga Vaccaro (2007)GUÍA DE MAMÍFEROS DEL SUR DE AMÉRICA DEL SUR. Buenos Aires República Argentina

OSO MELERO(オソ・メレロ)

学名:Tamandua tetradactyla

体長53.5cm‐80cm、尾長40‐59cm、体重3.6‐8.4kg
細長い口から長い舌を出して餌となる虫を食べることが特徴。

また、チョッキを着ているような黒い模様があり、長い尾は木の枝など物を掴むことができる。
単独か母子で行動し、赤ちゃんの頃は母親の背中にくっついて移動する。威嚇する際、仁王立ちのようなポーズをとる。
鋭い嗅覚と強靭な手足を使い獲物となるシロアリやハチの巣(ハチミツ)を壊し食べる。
アンデスの東側やベネズエラからアルゼンチンの北部とウルグアイまで分布し、ジャングルや熱帯林、亜熱帯林、山脈、そして比較的開けた草原に生息する。

参考文献:
Marcelo Canevari. olga Vaccaro (2007)GUÍA DE MAMÍFEROS DEL SUR DE AMÉRICA DEL SUR. Buenos Aires República Argentina

CONEJO DE LOS PALOS

(コネホ・デ・ロス・パロス)

学名:Pediolagus salinicola

胴長40‐47cm、尾の長さ2‐3cm、体重1.5‐2.7kg
ウサギの仲間では比較的大型で、耳は細長く目は大きく周りは白っぽい。手足は細長い。
未舗装道路を走っている際によく道路際で目にする。

また、藪の近くによくいるため、散歩している時に出くわすこともある。
草食性で時には、二本足で立ち低木の葉を食べることもある。ボリビアの南東、パラグアイの西、アルゼンチン北部~西部のグラン・チャコ生態系の森林や低木林に生息する。

参考文献:

Marcelo Canevari. olga Vaccaro (2007)GUÍA DE MAMÍFEROS DEL SUR DE AMÉRICA DEL SUR. Buenos Aires República Argentina

TAPIR(タピール)

学名:Tapirus terrestris

胴長170‐210cm、尾の長さ4.6‐10cm

高さ80‐110cm、体重190‐310kg
夜行性で、水浴びのためによく水辺近くに現れる。

子どもは親と共に行動する。
草食性で、新芽や若葉、水生植物をはじめ様々な果実を食べる。時々、泥場に来て地面の硝石をなめ、塩を摂取することがある。
南米の一部に分布し、熱帯林や亜熱帯林、グラン・チャコ生態系の森林に生息する。
森林伐採による生息地の破壊、食用としての狩猟などにより、生息数が減少。そのためイエローアナコンダと同じく、ワシントン条約(CITES)付属書Ⅱ類に含まれ、国際自然保護連合の「危急種」にも指定されている。

参考文献:
Marcelo Canevari. olga Vaccaro (2007)GUÍA DE MAMÍFEROS DEL SUR DE AMÉRICA DEL SUR. Buenos Aires República Argentina
参考URL:

A campaign to support The IUCN Red List

<http://www.iucnredlist.org/details/22678073/0>

Lobito de río(ロビット・デ・リオ)

学名:Lontra longicaudis

胴長50‐79cm, 尾長37‐57cm, 体重6‐15kg
主に甲殻類や軟体動物を捕食し、時々小さい哺乳類や鳥、爬虫類、昆虫を食べる。
メキシコから南米のチリを除いた、アルゼンチンの北東、北西、そしてウルグアイまで分布し、熱帯と亜熱帯そして温帯の川や小川、小さな湖、沼沢地、湿地に生息する。

海抜2000mまで生息する
参考文献:

Marcelo Canevari. olga Vaccaro (2007)GUÍA DE MAMÍFEROS DEL SUR DE AMÉRICA DEL SUR. Buenos Aires República Argentina

Mayuato(マジュアト)

学名:Procyon cancrivorus

胴長:55-87cm, 尾長:26-42cm, 体重:7-10kg
アライグマ科。体は丸っこく、若干猫背である。目の周りは黒く、尻尾には黒い輪模様がある。
主食はカニ、カエル、カタツムリ、魚、昆虫、小さな鳥、果実や種を食べる。手を使って水辺で食べものを洗うような仕草をする。
中米から南米のウルグアイまで分布し、水辺の森林や草原、牧草地などに生息する。

参考文献:

Marcelo Canevari. olga Vaccaro (2007)GUÍA DE MAMÍFEROS DEL SUR DE AMÉRICA DEL SUR. Buenos Aires República Argentina

ECOTURISMO EN EL BAÑADO LA ESTRELLA

bottom of page